草食の動物たち
-
チャップマンシマウマはサバンナシマウマの亜種で、体高は約130cmです。
体重はオスで270~360kg、メスで230~320kgになります。
体色は白と黒の縞模様に加えて、「カゲシマ」と呼ばれる少し茶色がかった縞があるのが特徴です。 -
ミナミシロサイはシロサイの亜種であり、体長は330~420cm、体重はオスで2,000~3,500kg、メスで1,500~1,700kgにもなるサイ科最大の種です。口は幅広く、背の低い草を食べるのに適した形をしています。
名前の由来は、現地の言葉で「幅広い」という意味を持つ「wijde」が、英語の「白い」を意味する「white」と誤解されたことによるとされています。
また、幼獣のころは体毛が見られますが、成長するにつれて毛は抜け落ちます。 -
現在生きている地上の動物の中で、最も背の高い動物です。体長はオスで450~520cm、メスで400~450cmです。体重はオスで800~1930kg、メスで550~1180kgです。体色は濃い赤みがかった褐色で、模様の間にある白い筋が細かいのが特徴です。
-
体長は170~340cmで、体高は135~170cmです。体重はオスで約680kg、メスで約480kgになります。
体毛は黒や黒褐色、茶色です。
角は大きく湾曲しており、とても太いです。
また、左右の角の根元がかなり接近していて、頭を覆っています。 -
エランドはレイヨウ類の中でも最大の動物で、別名オオカモシカとも呼ばれます。体長はオスで240~350cm、メスで200~280cmです。体重はオスで400~1,000kg、メスで300~500kgになります。
体毛は茶色、茶褐色、灰褐色などで、体の側面にはいくつかの白い線が見られます。喉には皮膚が垂れ下がっている「胸垂(きょうすい)」と呼ばれる部分があります。雌雄ともに角があり、2回転ほどして真っすぐに伸びています。 - 詳しく見る
-
体長は、オスで270~300cm、メスで180~240cmです。体高は150~170cmあります。体重はオスで800~1000kg、メスでは平均して500kgです。寿命は20~25歳とされています。
頭が非常に大きく、肩が盛り上がっているため、頭を低く下げたような姿勢になります。オス・メスともに短い角を持っており、毛の色は黒みがかった褐色です。肩から前脚、頭部、のどにかけては、長くて厚い毛が発達しています。 -
体長は150~250cm、体高は120~150cmです。体重は200~400kgになります。ワピチとも呼ばれ、シカの仲間の中ではヘラジカに次いで2番目に体が大きいです。
体の色は灰色がかった褐色で、背中と首の部分は濃い栗色をしており、お尻の部分は黄色がかった白色です。尾は短いです。
角はオスのみに見られ、最大のもので175cmにもなります。角は年に一度、冬の終わりに脱落し、新しい角が春から夏にかけて伸びてきます。 -
鹿児島県トカラ列島原産の日本在来種です。体重は20~35kgで、被毛は淡褐色や黒色を基調としており、白斑や黒い背線があります。西暦7~8世紀頃に中国、朝鮮半島や東南アジアから日本へ伝わったとされています。
近年では、日本ザーネン種の導入により雑種化が進み、純粋種は極めて少なくなっています。 -
体長は30~55cm、体高は20~30cm、体重は3~4.3kgです。ずんぐりむっくりとした体には、短い灰色の毛が密に生えており、背中側より腹側の方が色が薄いです。背中にある背腺周囲の毛は黒いです。指は前肢に4指、後肢に3指あり、蹄に似た平爪があります。
-
体長は135~150cm、体高は90~95cmです。体重はオスで30~75kg、メスで24~45kgになります。
毛の色は赤褐色で、四季を通じて白い斑点があります。 -
小型でがっしりとした体型を持ち、肩高は約40〜50 cm、体重は18〜39 kg程度です。毛色は黒、白、灰色、茶色など多様で、短く滑らかな被毛を持ちます。両性ともに角があり、雄の角は長く湾曲していることが多く、雌の角は短く直線的です。雄には顎ひげがあり、雌にはないか、あっても非常に短いです。瞳孔は長方形で、周囲を広く見渡すことができ、捕食者から身を守るのに役立ちます。
-
甲長は60~70cm、体重は20~50kgです。尾と後肢の間に蹴爪(けづめ)があるのが特徴で、これが名前の由来となっています。卵生で、生まれたばかりの子どもは甲長が4~5cm、体重は約25gです。
-
世界で最大のげっ歯類であり、体長は110~130cm、体重は40~50kgにもなります。体は茶色い硬い毛に覆われています。尾はなく、四肢は短いです。
眼や鼻、耳は水面から出したまま泳げるように頭の上に位置しており、指の間には小さな水かきがあります。オスは鼻の上に「モリージョ」と呼ばれる黒いでっぱりを持っています。 -
体長は60~73cm、尾長は4cm、体重は9~16kgです。体色は薄褐色や黒褐色で、腹側は白いです。四肢が長く、毛に覆われない短い尾を持っています。
-
体高は75~100cm、体重は60~120kgです。毛は短く白いです。ときに皮膚に黒い小班があります。首の付け根に肉垂れがありますが、その存在理由は不明で、現在は飾りとされています。
-
体長は100cm~180cm、体高は約90cm、体重は35~70kgです。寿命は15~18年です。毛色は地域によって差がありますが、夏毛は茶色地に白の斑点があり、冬毛は灰色で白い斑点は消えます。
-
世界一小さな馬の仲間で、体高が80cm以下という基準があります。体高は約70~78cmで、体重は約60~80kgです。アルゼンチンのファラベラ家が、小さい馬同士を掛け合わせて人工的に作り上げた馬で、大型犬ほどの大きさしかありません。もともとは炭鉱用に作られましたが、現在は愛玩用として飼われています。
-
体重はオスで4000~5000kg、メスで2500~4000kgです。体高は2~4mです。オス、メス共に牙がありますが、オスの牙は大きく2m近くになるのに対して、メスの牙は短く外からは確認しづらいです。
-
体長は230~250cm、体高は90~110cm、体重は250~400kgで、バクの仲間では最も体が大きいです。頭部から肩、四肢の色は黒く、胴体中央部は白いです。生後6ヵ月以内の幼獣には白い縦縞と斑紋が入ります。
-
体長は220~340cm、体高は180~200cm、体重は450~700kg程です。首は長く、背は盛り上がっていて、背中に1つのコブを持っています。体毛は茶色っぽいです。足の裏は角質化して大きく、砂地を歩くのに適しています。膝や胸には「たこ」があり、硬い地面に座るのに適しています。砂を防ぐためにまつげは長く、鼻の穴は塞ぐことができます。
-
体長はおおよそ50~60センチメートル、体重は4~7キログラムです。体色には個体差があり、濃淡がありますが、背中は栗色をしています。耳の裏側や四肢、腹側は黒っぽく、顔には白い斑模様が見られます。爪は少し引っ込めることができます。前肢には発達した種子骨による突起があり、それを使ってタケ類などを上手に掴むことができます。
-
体長は20~40cm、体重は500~1000g程です。短毛のイングリッシュ種や長毛のシェルティ種など、毛の長さや質によってさまざまな品種があります。
-
体長は35~45cm、体重は1.5~2.5kgです。体毛の長さには、標準、短毛(レックス種)、長毛(アンゴラ種)の3種類があります。耳が大きく、目は頭の上の外側にあるため、視野が広いです。
-
体長はオスで130~160cm、メスで83~110cm、尾長はオスで80~100cm、メスで66~80cmです。体重はオスで約80kg、メスで約30kgです。発達した後足と丈夫な尾を持つ、特徴的な体をしています。有袋類の中では最も体が大きく、アカカンガルーは最大のカンガルーです。
- 詳しく見る
-
体長は76~86cm、体重は900~1300gです。体の背面は鮮やかな瑠璃色で、前面は黄色、前頭部は明るい緑色をしています。嘴は黒色で、ナッツなども砕ける強靭さを持っています。
- 詳しく見る
-
大きな尾と耳を持ち、絹のように柔らかい毛並みをしています。野生のチンチラは毛皮目的の乱獲により絶滅の危機にあります。暑さや湿度に弱い動物です。