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わたしたちの果たす社会貢献

  • 環境保護・保全活動

    インドネシアでの森林保護の必要性と野生動物の保護活動 インドネシアの森林破壊が始まったのは、最近の話ではありません。今から約400年前のオランダによる事実上の植民地支配の中、香料の生産などのためにインドネシアの森林を焼き払いプランテーションを作り始めたのが始まりです。特に急速な森林破壊が進行したのが独立後の混乱期であり、自国の経済発展と人口の増加により破壊は進みました。また、動物たちも象牙・はく製・毛皮などを目的とした乱獲により生息数が減少し、これに追い打ちをかけるように焼き畑により生息地が減少し、危機的状況になっています。当園では、インドネシアの貴重な動物たちを絶滅から守るために、住まいである森林の復活を目指した植樹活動を行うことを目的として、2001年から募金活動を開始しました。その前年の「タマンサファリインドネシア」との姉妹園提携がきっかけです。さらに、2004年からは実際に現地の保護区に当園の職員が赴き、植樹活動を開始したところです。こうした募金と植樹の活動は現在も続いています。皆様のご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 森林保護募金活動 上記のように、当園では貴重な野生動物が生息するインドネシアの森林を保護するため、2001年より募金活動を園内で行っています。集まった募金は毎年インドネシア政府を通して、インドネシアの国立公園や野生動物を保護する活動に寄付しています。群馬サファリパークは、オランウータン・スマトラゾウやジャワヒョウ・スマトラタイガーなど多くの野生動物が生息するインドネシアの森林を守るために、これからも募金活動を続けてまいります。

  • 教育活動

    当園では、毎年夏休み中に富岡市の小学校を対象にサマースクールを開催しています。また、各種の動物の専門学校や獣医大学などからの実習生受け入れも積極的に行っております。 これまで行ってきた教育活動 ●ウサギ・モルモット・子ヤギとのふれあいと抱き方指導<ウォーキングサファリゾーンで開催>●「モグモグタイム」での動物解説●普段は入れない「ネコ科獣舎の見学会」<ウォーキングサファリゾーンで開催>●小中学校の生活科や理科、総合学習の学習内容の参考となる学外授業の受入れ●サマースクールの開催●中高生を対象とした職業体験実習の受入れ●群馬県立自然史博物館との自由研究

  • アフリカスイギュウ、故郷に帰る

    地球規模で環境破壊が進むなかで、野生動物の宝庫アフリカでも、ゾウやサイに続いてアフリカスイギュウもやがて希少動物になるといわれています。 また、南アフリカのクルーガー国立公園とその周辺で、「口蹄疫(こうていえき)」(ウイルスによる偶蹄類の急性熱性伝染病)が流行し、野生の偶蹄類の95%が潜在的にこの病気にかかっているといわれ、アフリカスイギュウにとっては、大変な危機的状況といえます。 そこで、南アフリカ共和国政府の指定を受けた民間機関が、現地に保護区をつくり、世界各地から病気をもっていないアフリカスイギュウを集めて繁殖をすすめる計画が立案されました。 当園でもこの計画に賛同し、25頭(オス7頭、メス18頭)を無償で提供することに決めました。 1994年1月20日、南アフリカから25頭すべてが元気に到着したとの連絡がありました。その後、現地での1ヶ月間の検疫をすませて、アフリカスイギュウたちは保護区へ放されました。 これまで、アメリカなどから集められた75頭に、当園からの25頭を加えた100頭のアフリカスイギュウがここで生活しています。南アフリカの広大な大地で新しい群れをつくり、種の保存のために現在も活躍しています。

  • 日本で初めて誕生したアフリカゾウの物語

    1986年5月5日に群馬サファリに1頭のゾウが誕生しました。 地上で最大の動物、ゾウは妊娠期間も長く649日、1年10ヶ月もあります。人口の施設でのアフリカゾウの誕生は非常に珍しく日本では初めて、世界でも数例しかなく、非常に貴重なものです。 父親はリチャード、当時20才、母親はサキューブ、当時19才、2頭の間に赤ちゃんが生まれました。 交尾は1984年2月5日に始まり1984年7月24日に受胎したと思われます。 母親のサキューブは以前にも妊娠しましたが、不幸にも流産をしてしまいました。スタッフは皆、祈る気持ちで出産の準備をしました。 1985年8月頃より妊娠の兆候が見られるようになりました。腹部乳房が大きくなりはじめ、下腹部も下がりはじめたりしました。 1986年4月26日頃から母親サキューブの食欲が落ちはじめ、飼育担当者が泊まり込み24時間体制の監視を始めました。5月3日より夜動き回るなど出産の徴候が始まりました。 5月4日深夜から陣痛が始まり、5月5日0:43大量の破水が起きました。その後、陣痛が弱くなったため4:55陣痛促進剤を注射しました。強い陣痛が始まりましたが出産に至らないため2度目の陣痛促進剤を麻酔銃で注射しました。 ようやく皆の祈りが通じ8:15に難産の末、元気な子ゾウが誕生しました。体重120kg、体高94cmでした。 野生の動物は生まれてすぐに立ち上がる性質をもっています。すぐに立ち上がらなければ外敵に襲われる心配があるからです。生まれたばかりの子ゾウも立ち上がろうと必死です。何度も転びながら立ち上がろうとする姿は感動的で、皆、心の中で「がんばれ」と叫んでいました。20分後にやっと自力で立ち上がりました。 スタッフと母親サキューブとの、愛の結晶の子ゾウは、端午の節句にちなんで“タンゴ”と名づけられました。 1才のタンゴは、体重440kg、体高130cmにも成長しました。 1999年5月5日で13才の誕生日を迎えました。 タンゴは2010年6月13日24才をもって残念ながら永眠しました。永い間、皆様にはご愛顧いただきましてありがとうございました。尚、当園では現在アフリカゾウは飼育しておりません。

  • 教育連携について

    2021年4月 中央動物看護専門学校との教育連携スタート 2019年12月25日に当園は、中央動物看護専門学校との間で、教育連携に関する覚書に調印しました。群馬県内で、野生動物飼育に興味ある方は、県外に出るしかありませんでしたが、この連携によって県内で学ぶ事ができるようになります。今回の連携に伴い当園の中に教室が新たに設けられます。また、当園の職員が特別講師として教壇に立ち、座学や実習を通して現場の目から見た真の動物たちの姿を学ぶ事ができます。 英語村とのコラボスタート 中央動物看護専門学校との教育連携に伴い、CHUO Global Village-英語村-様とのコラボレーションを行うことになりました。内容は調整中ですが、子供たちが英語に親しめるプログラムになっております。2020年中に第一回目を行う予定です。 tsukurun GUNMA CREATIVE FACTORYとの教育連携 小中高生という若い段階から、 最先端のデジタル機材やソフトウェアで創作活動を行うことのできる全国初の施設です。新しい価値を生み出し未知の領域を走り出す「始動人」育成の一環として、3次元コンピューターグラフィックス(3DCG)などのデジタル技術を駆使しながら、 新しい価値を生み出す、 次世代で活躍するデジタルクリエイティブ人材を育成する中で、当園の車両に貼るステッカーなどのデザインを依頼するなど連携を進めています。 これまで行ってきた研究活動 ●チーターとオオカミの糞中のホルモン動態調査●人工授精技術の確立と人工採精および精液保存●解剖学的、病理学的および寄生虫学的な検体の提供●日本動物園水族館協会の作成する、飼育マニュアルへの資料提供●大型草食動物用の麻酔薬の治検

  • オオカミの森・オオカミ繁殖センター

    オオカミの森・オオカミ繁殖センター ウォーキングサファリゾーンに隣接する林の中に、絶滅が危惧されるオオカミの繁殖と展示を目的とした「オオカミの森・オオカミ繁殖センター」があります。敷地面積が約2,400㎡の林の中に獣舎と放飼場があり、放飼場に隣接した観察デッキからシンリンオオカミを観察することができます。オオカミたちを繁殖させ、将来名実ともに日本で最大規模の施設を目指します。 自然に近い状態で暮らすオオカミたちを観察デッキから見よう! ●自然に近い状態で暮らすオオカミ ●繁殖センターで生まれた子どもたち ●観察デッキからはオオカミの姿を間近で見ることができます ●少しずつ頭数が増えています ●オオカミ繁殖センター全景 ●観察デッキからはオオカミの姿を間近で見ることができます ●少しずつ頭数が増えています ●広大な放飼場

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