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北村園長からのお礼動画をアップしました。
守りたい!命を育む世界!
~そして未来へ~
お礼挨拶
2月29日(木)で終了いたしました。約2カ月余りにわたりご支援・ご協力賜り誠にありがとうございます。
支援金については、第一目標(新しいエサバスの製造)第二目標(レッサーパンダの展示場の整備)の整備のため有効に使わせていただきます。
新着情報については、当園クラウドファンディングサイト内の活動報告・SNS・HPを通して皆様に報告させていただきます。
群馬サファリパーク園長からのご挨拶
クラウドファンディングによる支援が間に合わなかったお客様へ
返礼品の製作は3月に行う予定となっております。そのため3月いっぱいであればクラウドファンディングの条件で
支援を受け付けております。
支援の方法などは、電話にてお問い合わせください。0274-64-2111まで
URLから確認する場合はそして未来へをクリック
https://readyfor.jp/projects/safari2024
READYFOR(レディーフォー)当園のQRコード
当園YouTubeチャンネル~ようこそ群馬サファリパークへ~でご覧ください。(※赤文字のところをクリック)
クラウドファンディング最新情報
2024/2/12
クラファンの活動報告に残り17日となり改めて私たちのクラファンに挑戦している思いを載せております。
ぜひこちらをクリック頂きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2024/1/14
返礼品一覧です
2023/12/31
10時から第2次返礼品をサイトにアップいたします。
どうしてもクラウドファンディングのサイトから支援できない方はこちらをご覧ください。
2023/12/18
クラウドファンディングのページ公開時間が決まりました。2023/12/20 12:00より開始
⇒詳しくはこちら←
2023/12/16
群馬サファリパーク園長のクラウドファンディング挑戦に向けてのコメントを公開
群馬サファリパークは、東日本で最初の本格的サファリパークです。
来年の5月1日で開園45年目を迎えます。例年30万人のお客様にお越しいただいております。
園内は9つの動物ゾーンに分かれており、約100種類・1000頭羽の動物たちを飼育しています。
今年もいろいろな企画を用意して皆さまのご来園をお待ちしていました。ところが、コロナ明けにもかかわらず、物価高騰と夏の猛暑の影響を受け入園者数が伸び悩み、動物たちを飼育するための経費(エサ代・燃料費など)が前年に比べて30%上昇し、これにより年間収入のおよそ3分の1が失われてしまいました。本年1月から3月の春休み前までは、昨年よりも多くのお客様にお越しいただいていただけに、大変残念な思いです。動物たちは毎日ご飯を食べ、飼育員は毎日働いています。
動物たちが良好な環境の下で暮らしていくためには電気水道代や獣舎の修理代も必要です。時には病気や怪我をすることもあるので、その治療代も必要です。お客様の目に触れない部分での経費も多くあり、それだけの資金がどうしても必要となります。
動物たちの命や私たちの子どもたち、ハンディキャップをお持ちの皆様、動物を愛するすべての人達が命の大切さを体験できる場を守っていく事が私たちスタッフの使命だと考えています。そのためには、今いる動物たちがいきいきと暮らすことができ、次の命を大切に育める最適な環境を整えていくために、今回、クラウドファンディングにチャレンジする事になりました。
1:実現したい内容と目標金額
皆様からいただくご支援は、以下3つの目的のため、大切に活用させていただきます。
第1目標 1,800万円 リフトバス(バリアフリーバス)の購入とエサやり体験バスツアーの導入
第2目標 1,000万円 レッサーパンダ舎の施設改善と良質なエサの確保
第3目標 1,200万円 すべての動物たちに与える良質なエサの確保
出来る範囲の返礼品を取り揃えております。20日よりREADYFORクラウドファンディングのページを上記QRコードよりご覧頂けます。
私たちスタッフ一同、知恵を絞って皆さまのご厚意に報いる返礼品をご用意させていただきました。ここでしか得られないものが中心です。まず、動物たちからは、シカの角です。次に、スタッフからは、飼育員が普段着用している群馬サファリオリジナルのキャップ(帽子)やジャケットです。その他、オリジナル缶バッジ全種(100個)、公認キャラクター「ライオンキッズ」のぬいぐるみ、カレンダー、オリジナルトートバッグなどをご用意しました。
返礼品の追加情報は20日より順次情報公開する予定です。
2:今、クラウドファンディングに挑戦する理由
「命を育む世界」を未来へ。
野生本来の姿や生活を「見る」
普段では知りえない情報を「知る」
身近な小動物や草食動物と「触れ合う」
身が震えるほどの「体験」ができる。
それらができるのが、群馬サファリパーク。
今回のクラウドファンディングを通して、私たちが環境保護や保全活動、SDGS、社会の課題に対し率先して活動していくこと、またその姿を示すことにより、「命を育む世界」を未来に守り継ぐ使命を多くの方々と共有でき、より良い未来に向けた大きな一歩となることを信じています。
他方、その一歩を踏み出すためには、皆様お一人おひとりのお気持ちだけではなく、多くの資金も必要です。
コロナウイルス感染症拡大の影響により、現在もチケット収入は園の運営や動物たちのエサ代、最低限の設備修繕などに充てることで精一杯な状況であることに加え、近年の物価高騰や光熱費高騰により、今回のプロジェクトで挑戦するような新しい取り組みに向けた予算は先送りになっています。
特に45周年を迎える今、第1目標でリフトバス「バリアフリーバスの作成とエサやり体験バスツアーの導入」を設定したことには、これまで当園の体験をより多くのお客様にお届けできるようにすることで、今以上に多くのお客様からのご来園につなぎ、今後さらに新たな挑戦に取り組むための資金を確保していくことも目指したい…といった背景もあります。
今回のクラウドファンディングでリフトバス「バリアフリーバス」「動物たちのエンリッチメント」「動物たちのエサ代」にかかる資金を集めること、そしてそれらを皆様のお気持ちとともに実現させること、このふたつを成し遂げることでようやく新たな1歩が踏み出すことができ、そこで得られる学びが次の1歩に繋がります。
本プロジェクトを通して、動物を愛するすべてのお客様が分け隔てなく楽しむことのできる施設に向けた一歩を踏み出すことで、より多くの方々に笑顔をお届けし、「命を育む世界」を守り継ぐ。
そして、これからも繁殖活動、教育連携、環境保護、保全活動等継続して進化させていくためにも、動物園の未来を皆様と一緒に考え、作り上げていくことに意味があります。
私たちの挑戦趣旨にご賛同いただけた皆様には、ご支援を通して私たちのパートナーとして、ともに「命を育む世界を守る」未来を目指していくことができたらとても嬉しく思います。
3:第一目標「リフト付きバス導入」についての趣旨
※写真は改造前の導入バスのイメージです。
群馬サファリパークでは野生に近い環境で、その生態ならではの動物たちの魅力をご来園いただいた皆様にお伝えできるよう、ライオンやアフリカ水牛など迫力ある動物たちを放し飼いにしています。
動物たちの野性味あふれる姿をお楽しみいただくには、動物との適切な距離を保つことが重要です。そのため園内は基本的に車での移動により、車中から動物たちの様子をご覧いただいております。
動物たちとの適切な距離を保ちながら、そのスケールを肌で感じていただく唯一無二の体験をお届けする工夫として、私たちはさまざまな「体験ツアー」を実施しています。特に「エサやり体験」付きのツアーが一番人気です。
しかしながら、現在運行しているツアー用のバスはリフトバス(バリアフリー)ではないため、身体的な障害があり車いすでご来園されるお客様には体験用のバスに乗り換えてツアーをお楽しみいただくことができません。
一方で現在、ご予約いただいている団体のお客様のうち、障害福祉施設や特別支援学校など、サポートが必要な団体のお客様からのご予約が全体の16%を占めています。お客様は現在、当園まで皆様のお車でお越しいただき、動物園内もそのままご入園いただいております。
せっかく動物たちを間近で見られる環境でも、体験できることが限られてしまっている現状に、もどかしさを感じていました。
障がいがあってもなくても、
すべての人が楽しめるバスツアーを提供したい。
そこで私たちは、リフトバス(バリアフリー)のバスを導入するため、
クラウドファンディングへの挑戦を決意しました。
本プロジェクトを通してこのようなバスを購入し、ツアーに導入することで、より多くの方に臨場感あふれる動物たちの様子を「体験」いただくことができるようになります。
そしてその体験を通して、「どのような環境で動物たちは生きているのか?」「どのような環境が動物たちにとって良いのか?」など、動物たちへの興味・関心をさらに駆り立てられます。
4:第2目標「レッサーパンダなどの施設改善と良質なエサの確保」
当園で暮らしている動物たちの中で、シロサイ、トラ、バク、アムールヒョウ、レッサーパンダ、チーター等のさまざまな動物たちが絶滅の危機に瀕しています。
日本ではレッサーパンダは3世代以内に絶滅の危険性があるといわれていますが、そんな中、当園ではレッサーパンダの「ケンタ」が生活しており、その愛くるしい姿を見に多くのお客様が訪れています。
現在レッサーパンダ舎は夏の暑い時期は室内展示のみ、それ以外は室内と野外展示場にて生活をしております。室内展示室のスペースはとても狭く運動不足を招いてしまう心配があり、より過ごしやすく、長い期間使用できる野外展示場にする必要があります。そのため、スポットクーラーを設置して暑さ対策をし、そのうえでエンリッチメント設備を配置したいと考えております。
また、今後繁殖を目指してお嫁さんを迎え入れるためにも、良質なエサの確保などを含めた環境整備が必要です。
5:第3目標「すべての動物たちに与える良質なエサの確保」の趣旨
当園で暮らす動物たちのエサ代は、年間で約9,000万円になります。物価高騰のあおりを受け、約3年前に行ったクラウドファンディングに挑戦したタイミングと比べて1.5倍の費用となります。
もちろんエサ代があればどうぶつの日常が保たれるわけではありません。動物達が良好な環境下で暮らしていくには光熱費や獣舎の修理代、体調管理に為の医療費や治療代も必要です。ご支援金は、動物たちが快適に生き生きと暮らしていくために必要な費用として使わせていただきます。
私たちが目指す「命を育む世界」をみんなで考え、ともに作っていきたい。
どうか温かいご支援を、よろしくお願いいたします。
群馬サファリパーク 動物・スタッフ一同