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仔ライオンのテト君
こんにちは!
トラ・ライオン担当の飯泉です。
今回は、ライオンゾーンで展示中の『テト君』の生い立ちを紹介します。
生後1ヶ月くらいのテト君
テト君は、いつも一緒にいる『ベルモット家族』とは実は本当の家族ではありません(゜.゜)
ベルモットの子供達(バーボン、マティーニ、トニック)よりも1ヶ月遅れで、他の母親が産み落とした子供です。
その母親は残念なことに、赤ちゃんを育てませんでした。
そこで、テト君は飼育員の手で人工哺育で育てられました。
時間を決めて哺乳とおしっこ、うんちのお世話をします。
うんちを出させるのが大変でした(^^;
同じころ、イベントホールで写真撮影をしていた先輩のバーボンやマティーニと遊ばせて、
ライオン同士の世界を少しずつ知ってもらいます。
サファリの休園日には、ライオンゾーンの獣舎で子供達だけを一緒にして、
テト君にはライオンの獣舎の匂いや大人のライオンの声や雰囲気などを知ってもらいつつ、
ベルモットにも部屋越し・間接的にテト君の匂いを知ってもらい、少しずつ慣れてもらいます。
大きくなるにつれて、お肉も食べるようになります。
しっかり食べるようになったら、イベントホールからライオン獣舎に移動して、
いよいよベルモットとも一緒にします。
ベルモットがテト君をどうするか、最悪の事態も考えられるので、この時が一番不安でした。
ベルモットは、テト君を受け入れてくれました!
この時が一番うれしかったです(*´ω`*)
初めてライオンゾーンの展示場に出したときは、1頭になることが多かったですが(´゚д゚`)
右下にテト君
他のライオン達が寄ってきてくれました(^^♪
今ではこんなにリラックスしています(笑)
ベルモットともよく遊んでいて、本物の親子のようです!
テト君の成長記録でした(^^)/